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三十路の夜明け 

カテゴリ:山、登山、ハイキング

30歳の夜明けは富士山頂のご来光で迎えたい!

などという密かな野望を抱いていた私は17日の夕方、一人富士山へ向かった。 
富士宮口の5合目に着いたがシーズンオフのため人がいない。

夜間登山だし、人がいないし、ちょっと心細かったが富士山が見守っていてくれるからと自分に言い聞かせてシュラフに潜り込んだ。 

…ちっとも眠れない。酸素は薄いし鼓動は早いしで、結局仮眠はできなかった。午前0時私は30歳になった。早速仕度を始める。 

無理やりおにぎりを流し込み、装備のチェック、柔軟体操。午前1時いざ出発!!

真っ暗闇の中ヘッドランプの明かりだけを頼りに上り続ける。ただ救いだったのはあまりにも美しすぎる満天の星達だった。「あ、流れ星!」富士山からの誕生日プレゼントだろうと勝手に決めた。 
不思議だ、快調すぎる…。風も無く、寒くも無く、あまりにも安定しすぎている!富士山で風が無いのも珍しいが全然寒くないのも珍しい。 
やっぱり富士山は私の味方なんだー!

暗闇の中一人なのに全く怖くない。むしろ楽しかった。 

8年前私は愛犬レオの遺骨を頂上に埋めた。レオはうちのマンションの屋上に18年間住んでいた。手すりも無い屋上の淵ギリギリをいつも駆け回っていたレオ。今は富士山の頂上でギリギリの崖っぷちで駆け回って遊んでいるのだろう。

DSCF0420.jpg  
頂上が見えてきた、あと少しだ。ふと、レオが尻尾を振って迎えに来てくれているように感じた。(空想王だし)

 
着いた!

頂上はまだ暗かった。でも東の空の方が白み始めている。夜明けはもう少しだ。早く剣が峰へ行かなければ!レオはそこにいる。

 DSCF0401.jpg
剣が峰、日本最高所。誰もいない。

レオを埋めた所まで行ってみる。日が昇り始めた…。

DSCF0425.jpg

富士山とレオと太陽、岩、空気、雲、何から何まで御祝いしてくれているように感じた(何度も言うが空想王) 
美しすぎる…神の領域まで来てしまったのかな。

DSCF0410.jpg

富士山とレオに別れを告げて下り始める。「また来るよ。」やっぱり下山も快調だった

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